ヘルメットと懐中電灯を持って鉱山トンネルを探検!!!

サルデーニャ島にはもう閉鎖された鉱山がたくさんありました。
イタリア語の説明が全部聞き取れなかったのですが、やはりここでも小さい子供が狭いトンネルに入り
毎日何百人の人が死んだそうです。トンネルの深さは最大で500メートルにもなり毎日暗い中沢山の人が働いてました。
写真の鉱山はイギリス人が所有していたものです。サルデーニャ人は支配されながらなんとか生き抜いてきました。
今でもサルデーニャ人はこの島がイタリアの一部であることに不満を持っています。その理由の1つに
サルデーニャの支配関係があります。昔から、イギリス、フランス、ドイツにとっかえひっかえ支配され続け
奴隷のように使われては利益は全部外へ出て行ってしまい、サルデーニャ島自身が裕福になる日はありませんでした。

今でこそ、このサルデーニャに世界中から人が観光で集まり、お金を稼ぐことが可能ですが、ここで
また問題があります。何でも沢山あるホテルや観光事業はほとんどすべてイタリア人(本土からの)が経営していて昔と変わらず
サルデーニャ人にお金が回ってません。だからサルデーニャ人はどこの大きい国に所属しなくても独立できる自信があるんですね・・・
現地の方達を話しをしたところ、イタリアには不満が多いようでやはり独立したいようです。
いくつか見た鉱山街はガラガラ、ぼろぼろでその歴史を象徴しているようでした。

泣きそうになったのが、手を振ってくれたよぼよぼのおばあちゃん。見つけたその町はかつて鉱山で働いていた人たちで
いっぱいでしたが、今はその一人のおばあちゃん以外みんな都市へ出て行ってしまって、もしそのおばあちゃんが亡くなると
町はまた一つ消えます・・・一人で守ってるのがすごくて感動しました。おばあちゃんは頑固に昔からの習慣を守って、町を
出なかったそうです。生まれた場所ですからね・・映画のようなお話です!
そのおばあちゃんが元気に手を振ってくれてすごく嬉しかったのを覚えています!いつまでも長生きしてほしいですね。


これらの写真はサルデーニャ島のいろいろな場所から撮った夕焼け&雲です。
空気が綺麗だし、高い建物がないので、素晴らしい景色を永遠に毎晩見ることができました。
太陽と雲が作るその芸術は毎日変わるので楽しむことができます。

写真はないのですが、このあと日が沈むとプラネタリウムのような満天の星が空を埋め尽くします!!!!
☆★感激なのは星の天の川が見えること!で流れ星もいっぱいでした!★☆
あの噂の火星がどこにあるかさえ、わからないほど、他の星も光り輝いていて、大きいんです!
あの光景は二度と忘れられません・・・本物のプラネタリウムでした!

これが彼氏自慢の写真。
ちょっと暗いですが、
手前の大地には大山羊が沢山いて
休憩してました。
夕日がもう素晴らしく綺麗で
しばらく何も考えずに
この感動に浸っていたのを覚えてます。
太陽が宝石のようでした。

表紙に掲載した写真。
私が夕日を見てて振り向く一瞬を
とらえた写真です。彼氏は芸術写真
だと言ってすごい満足そうでした^0^

私はヤギにえさをあげようとしたんですが、
逃げられてしまいました・・・
野性なので人間に慣れてなかったのかな・・
角があってすごい大きかったです。

このやぎくん達、他に鉱山の遺跡場所を
寝所にして休憩してました。
イタリアらしく鉱山の遺跡でも結構
すごいお城に見えたりするんです。



これが私達が撮った最後の写真です。
サルデーニャの北へ戻って帰国をする日、船出発までにあまりにも時間があったんで、北を少し観光しました。
最初の二日間は海で遊ぶだけだったので、最後の日は内陸探検。
で・・・・世界の大富豪が集まる別荘地区に足を踏み入れてしまいました・・・すごい!
アメリカのビバリーヒルズなんかもう普通に見えてきます・・・写真はその地区に近い海なんですが、
1台数億円する船がギッシリたくさん走ってました・・・さすがです。ハリウッド俳優もいるとか・・でもそれより
石油王がいたり、大統領の別荘があったりと私とは別世界の方達の集まりです。写真に一番大きく写ってる
船、そのへんの客船並みの大きさでしたけど、なんと船の上にはプライベートヘリコプターが!!!
(誰のなのか知りたいーー!)もう別荘地区なのに一般人への観光名所になってました。
(あ、ちなみに、ここのタクシー、なんちゃってじゃなくて、本物のメルセデス・ベンツでしたよ。
いったいタクシーの乗車料金はいくらなんだろ・・・恐ろしい。)
でも少し丘に登ると写真のように景色は最高でしたよーまた絶対来たいサルデーニャ島です。


いちようこれでサルデーニャ旅行記は終わりです。
少しでもこの島の大自然や魅力が伝わったらうれしいです。
たった2週間の滞在でもまだ書き足すことはいっぱいあるんですが、ありすぎて限がありません^0^
とにかく一生、最高の思い出になりました。大きい島なので近い将来もっともっと行ってみたいですね!

そして、この感動とすばらしい体験をくれたサルデーニャ島に心から有難うと言いたいです!!m(_"_)m

(プライベートな写真やここで掲載したボカシ写真は今後プライベートアルバムに載せる予定です。お楽しみに)

レストラン・夕食へ続く!

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