1月20日火曜日。
(このエッセーはもともと日記に書くものだったので、日記風になってます。)


今日は学校のあと、9月に会った以来の日本人の友達と連絡をとり、
久しぶりに私達がよく行くBARにお茶をしに行きました。

久しぶりで、話しが止まりませんでした!みんな、彼氏のことはどうだとか、
仕事を見つけた、探している、イタリア語学校のこと・・・・
この2人は多分フィレンツェに最低でも1年から2年居るので長い付き合いになりそうです。
私よりかなり年齢が上だけど、もう敬語は使わず和気藹々と話しが弾みました。
フィレンツェでバイトをしているTさん、職人工房の仕事の契約が出来たKさん、
みんな頑張っている。これからの私にもいろいろ助言をくれました。

で・・・・ここのBARの息子(F君)が私の友達の一人を呼んで何か小声で話している。
どうも私を気に入ったらしい・・・うまく私を夕食に誘えないかTさんに頼んでいたみたい。
TさんがずっとBARのキッチンから出てこないので
不思議に思っていたのだけど、こんな話しをしていたなんて!!!驚きました。
私にはイタリア人の彼氏がいるって言っても是非一度外で一緒にご飯を、と誘ってきます。 
なのでTさんも一緒ならOKってことになりました。
なんだか、嬉しいような・・・(←浮気性?!)でもフェデに悪いような・・・
でも2人だけじゃないし、イタリア語いっぱい話せるし!
Tさん曰く、F君はモテルらしい・・・だから彼からデートに誘うのは珍しいとか。(←本当か?)
私が帰るとき、F君は明日の約束について、私にはあまり話しかけてこなかったけど、
照れているのだな、と勝手に想像しながら、彼の「a domani !!」を信じてその日は帰りました。
約束は明日水曜日の夜になりました。

フェデに話したら、「・・・・・・・・・・・」「なぬ!!!!」「どこのどいつだ!」って。(笑)

やっぱりダメかな・・・って思ったけど、私にイタリア人の友達が
できるのはいいことだし、2人だけじゃないので許してくれました。
ちょっとは不安らしいけど・・・信用してくれたみたいです。

そして水曜日。
今日も学校にもちろん行きました。でも宿題だけで復習も予習もしてない・・・
罪悪感のまま家に帰って、勉強するはず???でしたが!昼食、掃除、その他いろいろやっているともう約束の時間。
昨日の誘いを半分ドキドキしながら、でもなぜか、すごく不安でした。
その不安はイタリア語がしゃべれるかなとか、フェデに悪いなとかそういう不安とは違って、
イタリア人(と断言はしないけど)によくある、
「いい加減な、曖昧な約束という名目ですっぽかす、又は急に変更する」ことが起こらないかどうか・・・
でもそのBARのF君はすごいいい人見えたし、自分からデート(2人だけじゃないけど)をしたいと誘ってきたので、
いちよう同伴するTさんに連絡し、今日の夕食が確かなことを聞きました。

フェデは出かける時、ずっと抱きしめてくれました^0^
「パッフルが出かけて一人になるなら、僕も友達と今夜は遊ぶ!」って。
「意地だ〜〜〜遊ぶぞ〜〜〜いつもの男友達4人が集まるからパブに飲みにいくね。」
フェではそう言って、フェデも私もフィレンツェの夜へ別々に出かけました。

7時45分、きっかりに(さすが日本人!!)同伴してくれるTさんと合流。
で、このBARの息子、F君に電話。
「今、ドォーモ近くのBARにいるの。ここへ来るにはこうで、ああで、〜〜〜こうで〜〜
待っているね。来てね。」
B ARから電話しているはずなのだけど、ものすごく後ろがうるさかった。
クラブのような騒音でした。そこの場所がわからなく、迷う私達。
私達がいるレプブリカ広場だってドォーモの目の前なのだから、多分そのBARから数分のはず。
迎えに来てくれたっていいのにな・・・何度も電話、歩き、電話・・・だんだんイライラしてきた。


・・・・・・・・・・いいんだけどさ・・・なんでそっちが誘っておいて、ここへ来いと命令なわけ?
で、夕食でしょ?レストランじゃなくてBAR???(君はBARの息子だから?嫌味)
みなさん・・・私のこの口調、書き方でお分かりのように、
Tさんと私はこの後のバカF野郎(←F君から完全変更でございます)の行動に激怒
(といっても失礼な行動に呆れただけだけど)し、人間とはいろいろな人がいるってことを学んだのでした。

まず、その場所につくと、BARではなく、クラブ風レストラン。
若者が騒いで人が溢れかえっていました。
落ち着いた場所で3人一緒に楽しく会話ができると期待していた私達だったけど・・・・
F野郎は22歳で若いし、こういう形で楽しむのもまあいいかと、自分を納得させました。(が嫌な予感は始まる。)

このレストランに入ると、笑顔で私達を迎えたF野郎。
そのあと7,8人の自分の友達を紹介する・・・・・・・・・やっぱり。「とにかくやっぱり」でした。
このあとのF 野郎の言葉にTさん、私絶句。

Tさん「こんな場所じゃ会話も落ち着いてできないし、あなたは私達を誘ったのに、
友達とここへ遊びにきたみたい。昨日BARであなたからデートをしたいって・・・言ったのに。」

バカF「いや、昨日のお昼以来連絡はないし、本当に今夜でかけるのか分からなかったんだよ。
いきなり約束の8時に電話してくるし・・・だから君達が本当に来るかわからなくて、友達を呼んだんだ。」

はああああああああああああああああああああああああああ???いきなりとはなんだ、おい!!!(怒)
あんたが明日の夜8時って「昨日」・・・きのう!!言ったのに!
1週間前とかの約束じゃないのに!!自分が好きでわざわざTさんにいそいそしく
「お願いだから明日夕食を一緒に食べたい」って言ったくせにこの性格の変わりようは何?!

(教訓・イタリアでは例え昨日の約束でもその当日に確認の電話を入れないと約束は約束とみなされない。
全員がこうではもちろんないけれど、イタリアでは確認電話は大切です。
しつこいくらい重要なことは確認しましょう。)

タリアへ来てから分かっていたことだけど、改めて痛い思いをしました。不安的中です。

さらに失礼極まりない態度は続く。

F「みんなお腹すいているのはわかっているけど、こんなに混んでいて席が空かないんだ・・・
すごいお腹すいているならどこか外で食べてきて、戻ってきてもいいよ。
僕は友達とここにいて待っているから。まだ待てるなら、奥にBARがあるからお酒でも買ってきなよ。」
「あと、あそこにある簡単なつまみは無料で食べられるから。今は空だけど、また出てきたら、急いで取りにいきな。」

私達、絶句。言葉が出ない。怒る気にもなれませんでした。

F「なんだか、こんな状態になってしまって・・・(あんたのせいだよ。)
また別の日にしてもいいし、帰りたいなら帰ってもいいし、どこかへこの後行きたいなら行ってもいいし、
君達のしたいようにしなよ。僕はここで友達と楽しむから。」
そのあと私達と少しは会話するものの、自分は飲んで食べるのに集中。
完全に呆れたのは、このあと、私達がBARで飲み物を飲んでいると、
他の女の子達を自分のテーブルに呼び会話し始めた・・・・
私達をそこの席へ呼ぶわけでも、一杯のジュースをおごるわけでもなく、私達を無視するかのように・・・



ここで私達がどこまで激怒したかは別として、このFのなんていうか・・・・精神年齢の低さ、人への思いやり、愛情のなさ、などについて話
し合いました。確かにアメリカでもパーティとはこんなもんです。友達が友達を呼び、みんなで楽しむ。例えお互いを知らなくても、踊って飲
んで会話をする。でもこのFの行動はそれとは違います。真剣に人をデートに誘っておいて、この失礼な行動、言葉は最悪でした。例え私
達が確認の電話をしていたって、このFという人間はこういう人なのだと思いました。これがF野郎のやり方なら構わない、こういう友達や
人たちの環境で育って、これが普通だと思っているなら構わない。ただ、成長していくうちにこれは子供だと学んでほしいと思いました。

Fはモテルます。やさしいから人受けもいいかもしれません。でもそれは最初だけ・・・多分、女性を真剣に愛したことがないっていうか、女
性の扱いを本当には知らいのでしょう。楽しい会話はできるけど、その後ろにある思いやりはない。結局、自分勝手な人なのだとTさんと
話しました。痛い思いはしたけど、こういう人もいるのだと学べたかもしれない。

経験です。また1つ勉強になりました。(笑)

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