今日はいよいよロンドンへ出発の日。
とは言っても出発は夕方なので午前中は旅行準備のため動き回りました。

朝、昨日の夜だいたい準備した荷物をまとめてスーツケースを慌しく閉め、すぐにフェデの実家がある町へ。
荷物は大きいスーツケース1つと空の機内持込用キャリアー1つ。(←もちろんお土産&日本食品買いだめ用です!)
実家へ行く前に慌しく旅行の用意をする私達。まず電気屋さんで英国使用のプラグを買い、銀行でユーロからポンドへ数万円両替。
同じヨーロッパ共同体でもイギリスだけまだポンド・・・本当に不便です。
最初の銀行ではなんとポンドを置いていないと!!信じられません・・・某有名イタリア銀行の支店なのに!
同じヨーロッパでしかもイギリスのお金なのに、予約しないと用意はできないと言われ私は口がぽっかり。
2つ目のもっと大きい銀行ではドルとポンドは置いてあると言われ(ということは円は無理だな・・)ひとまず安心。
両替手数料は数ユーロででき、安かったのですが数万円両替するのにものすごい手続きの山山・・・
パスポートから身分証明書まで全部コピーしてはいろいろな書類にサインをしてとっても時間がかかりました。
係りのおじさんの動きも遅いし・・ここでまた一言「イタリアって・・・!!」と私。

遅れてフェデの実家に到着。私達のお昼ご飯を用意していてくれていました^0^
健康おたくのフェデ家。今から飛行機に乗って(といっても1時間40分だけなのに)外国に行くのだから
下痢をしては大変と、私とフェデに生野菜は禁止・・・キュウリも食べさせてもらえませんでした(笑)
オリーブオイル漬けのサラダとローストチキンを食べてお腹いっぱいになったあと、いよいよ出発です。
たった数日の旅行だけど、フェデの家族はとっても心配顔(笑)たっくさんお別れの挨拶、キスをしていざ空港へ!!

仕事のお昼休み(イタリアでは2〜4時間のお昼休みがあります。)を使ってフェデパパさんが
PISA空港まで送ってくれました。飛行機は日記にもずっと書いていたようにもちろん「ライアン・エアー」です〜〜!
激安飛行機とあって出発の40分前にチェック・インしないと完全にアウト。なので早めに空港に到着です。
が・・・すでになが〜〜〜いなが〜〜い列。どうも飛行機は完全満席のよう。ちょっとがっかりだけど激安だから当たり前かな。
2人で30KGまでの預け荷物もチェック・イン時に測ったら19KG。余裕余裕??!!
それでも多めに洋服や靴を入れてしまったので予想を超えてしまいました。

出発ロビーでの私はもう・・・・しみじみと思い出に浸ってしまってしまいまして・・・!!
このPISA空港、遠距離恋愛中にアメリカからイタリアへイタリアからアメリカへ帰ったときに使用した空港なので
ここのトイレでフェデとお別れしたあと涙をぬぐったな・・・とか、この免税店では一人で寂しくイタリア産のお土産を見ていたな・・
など考えてしまって。いつも一人だった空港に今日はフェデと一緒。一緒に免税品を見て、一緒に飛行機を待っている・・・
手元のパスポートも航空券も2枚。そう思うと普通に見える自分達の行動も嬉しくて嬉しくて子供のような私でした。
搭乗時間まで日本語新聞を読み(やっぱしバカンスは日本語の読み物〜!)、フェデが前日スーパーで買ってきた
お菓子を食べ、ジュースを飲み、退屈な時間など1分もなくて出発前から楽しむ私です。(笑)

出国手続きはとっても簡単だったけれど私にだけ出国スタンプとコンピューター入力。
他の人より時間がかかってなんだか注目の的でした・・(私以外全員イタリア人、イギリス人)

←ライアン・エアーではチケット発行もない
と聞いていたのでなんとなく嬉しかったり。
ちゃんとチケットはありました(笑)座席は
予想通りFREE!!なので搭乗時間に遅れる
とカップルでも別れて座ることになるとアド
バイスを頂いていたので即行搭乗アナウン
スとともに並びましたよ〜〜〜(笑)

問題なく時間通りに搭乗開始。出発時間も予定時刻より10分ほど遅れただけでした。(よかったよかった!)
飛行機の中は以外にも綺麗でビックリ。もっともっとオンボロ飛行機だと思ったのにピカピカ!
シンボル色の黄色と青色で統一され、デザインも悪くないじゃん〜〜っと。
フライトアテンダントの制服もしっかり綺麗だし小さい飛行機に4人の乗務員がいましたよ。
乗務員さんたちは多分相当若いとみられ・・・高校卒業したばかりという感じです。彼らの話すイギリス式発音の英語〜〜
フェデと「かっけぇぇぇ〜COOL!!」と言いながらお互い真似をして飛行機の中で練習してました(笑)
なぜか無理に真似をすると姿勢が伸びて鼻の穴がぴくぴくと動く!フェデに爆笑されました・・

飛行機の中での私達。
顔面アップでの掲載なので小さく控えめに・・・
私が撮影したのでこんなに自己中心的な
写り方に(笑)フェデさん途切れちゃいました!!

1時間40分でスタンステッド空港に到着。いつも東京から12時間かけてヨーロッパに到着するのでなんだか感動でした。
が・・・乗客が飛行機の出口から出ている風景を見ると・・・ものすごい風で帽子、荷物が飛ばされそう!!
そして皆さん「寒い!凍りそう!」と叫びまくってます!
恐々飛行機からデッキステップを降りると・・・気温も気候も真冬じゃないですか!
あまりに寒いのでフェデを置いて一人空港内へ駆け込みました。(笑)感動の空港到着も何もありません・・・

そして・・・ここから少しずつ私の完璧(だと思い込んでいた)な予定がずれにずれ・・・ホテル到着がなんと夜の10時近くに!!
うまく事が運んで時間に余裕があったら和食レストランでの夕食後、ロンドン中心地のピカデリー・サーカスをちょっと観光なんて
予定表に書いたのにとんでもありません〜〜〜(泣)

まず・・・飛行機は無事到着したのですが、私がヨーロッパ諸国以外の国籍保持者なため、フェデとは別の入国窓口へ。
長い列があったわけではありませんが、記入用紙に私の国籍や住所、滞在先住所などを書かなくてはならず。。ちょっと面倒。
入国審査官の質問は「イギリスへ来た目的」「滞在日数」「誰と来たか・・」など。私が「彼氏と来ました。」というと
「彼はどこに住み、どこの国籍保持者ですか?」まで聞かれて驚きました。こんな感じで大幅なタイムロス。

スタンステッド空港からロンドン市内の「Liverpool Street」駅まで直通のスタンステッドエキスプレスに乗ります。
ライアン・エアーの機内でこのエキスプレスのチケットを買うことができました。一人往復約4400円・・・・(22ポンド)
ヨーロッパで始めての電車。(実はイタリアで電車経験まだ無し!)45分間もかかっていたようですがすごく早く感じました。
ライアンエアーが激安なので、確かにロンドンと言ってもかなり郊外の空港に降ろされるのですがこの直通電車があるので
全く不便を感じません。出費は増えますけど。
スタンステッド空港からのロンドン市内まで車窓は「ど田舎」でこれまた驚きました・・・40分間くらいは
広い丘や牧場が広がっていて羊さん、牛さん、かわいい豚さんたちが見えました。そのうち工場が見え始め・・・
初めてのロンドンにしてはフェデと私、あまり綺麗ではない景色にちょっとショックです。
そのうちイギリスらしいかわいい家が見え始め、ロンドンらしき景色が〜〜!
2人で窓に貼り付きながら「おおお〜〜」と雄叫び。
それから数分後Liverpool Street駅に到着。沢山の電車が駅に入っていてロンドンでかなり大きい駅の1つです。

かなり大きい駅でエキスプレス到着場所から地下鉄を探すのにもちょっと戸惑う私達。
ロンドンの地下鉄システムがゾーン制なのは知っていましたがお値段、結構高くてビックリ。
ZONE1の切符を買うとZONE1内に指定されている駅間の移動放題ですが目的地までの料金は400円くらいかかります。
切符売り場の機械もハイテクで東京を思い出しじ〜〜んと(笑)
しかもタッチパネル式の機械では日本語(イタリア語も!)も選択できるので慣れると簡単です。(窓口でも買えます。)
ここで私が国際キャッシュカード(CITYBANKです)を使って円からポンド現地通貨でお金をおろしたり、
切符売り場の長い列でまたタイムロス。

初めてでちょっと慌てましたが無事切符を購入しホテルへGO!!!・・・・・・のはずが・・・
初っ端から電車を間違え、時間がないのに違う駅で降ろされるハプニング。私達の目的地の手前の駅まで順調だったのに・・
同じ駅名でも駅構内で繋がっていない場合もあって、ちょいと複雑な駅の仕組みに引っかかってしまいました。
スーツケースを持っての移動なので疲労も徐々に増え・・なんとなく喧嘩が勃発しそうでしたが(笑)
旅行にハプニングあり〜これを楽しんでのんきに行こう!!なんて気持ちをお互い宥め気を取り直して無事目的地の
Bayswater駅へ。途中、沢山の人が声をかえてくれて助けてくれて・・・簡単な会話もしたら最後には「Have a nice trip!」と。
私達の英語がアメリカアクセントなので皆私達をアメリカ人だと思うみたいです。(笑)私は多分中国系アメリカ人(笑)
ああ〜旅っていいなと思う瞬間でした。

Bayswater駅がもう有名なQueenswayに面していたので駅から出てきた瞬間疲れが吹っ飛びました!!!

予定がめちゃくちゃになり、この時間からロンドン中心地まで行くのは無理でしたが駅前のお店を見て安心^0^
あの夢にまで見たSUBWAY!!!(笑)感動で泣きそうでした。(笑)そしてバーガーキング、ピザハット、ケンタッキー、
タイ、インド、中華、イタリアレストランからイギリスパブまで何でもあってお寿司カウンターまである和食レストランまで。
町のお店や外見はアメリカっぽいのですが、1つの通りに集結して並んでいる様子は東京を思い出し、
いきなりあああ〜〜ここに住みたい!っと思うほど興奮してしまいましたぉぉぉ!やっとロンドンに来た!と実感できました。

ホテルの場所は歩いて5分もないくらい。2人のお爺ちゃんに場所を聞いたら丁寧に教えてくれました。
ホテルの近くまで連れて行ってくださって^0^これまたイギリス英語がかっこよかった〜〜〜!!
ネット予約ですべて手続きは完了してあるので書類にサインをするのみでチェック・イン。
とっても小さく狭いホテルですがまあまあ豪華な感じはあり、綺麗でいちよう合格です。
部屋はこれまた想像以上に狭く、ベットの幅よりちょっと大きいくらいの部屋の大きさ。あまりの狭さに結構ショックだったけど
お風呂も綺麗でスイートバスなのでまあしょうがないかな・・・と。フェデ曰くロンドンでこの値段にしてはかなりいい方だと
宥めてくれました。(朝食付きで一泊一人6000円のお部屋でした。3星ホテルにしては激安です^0^)
景色も悪くないし、大通りから奥に入ったホテル街なのでとっても静か。
白を基調としたホテルの外見もイギリスっぽくて素敵です。側には教会があり目の前にはケンシントン公園&宮殿がありました。

あまりに寒くて鳥肌が立ちっぱなしだったのでホテル到着後すぐ着替えました。・・・・とは言っても
持参した洋服はすべて真夏用!・・・ロンドンの人達はブーツにコート、マフラーなんですよ!!!いくら旅行でも初日から
風邪なんかひいてられないと、お洒落なしでシャツ2枚重ね着し、唯一持ってきた長袖Gジャンを首まで閉め、サンダルから
運動靴に履き替え・・・なんとかこの寒さに耐えました。フェデも寒さに震えてしまってTシャツ3枚重ね着!

その後時間がないので急いでさっき見つけた駅前の和食レストランへ。
私はお寿司セット、フェデは照り焼きチキン定食をオーダー。
事前リサーチしたレストランではないので結果・・・・惨敗。高くて不味かったです・・・経営者も寿司職人も中国人で
寿司飯がビショビショ・・・しかも大嫌いなアボカド巻きが入っていてがっかり。フェデの照り焼き定食もチキンは小さいし、
サラダもお新香も少量で物足りない感じ。デザートもオレンジ一切れだし!
時間も遅かったけどお客さんゼロだったし事前の研究は大切でした(泣)やっぱり中心地にいかないとダメみたい・・・
こんなに不味いのに8種類の握りと1巻で4000円くらいしたかな・・フェデの定食も2000円で激高!!!最悪でした。

その後気を取り直して早速SUBWAYで一切れのサンドイッチを買う私達(笑)思い出の懐かしい味に感動です。
380円のサンドが6500円の悔しい出費を忘れさせてくれました(笑)
Queenswayをぶらぶらしながらちょっと観光しましたが、夜遅くなるとあまり安全ではないようで、酔っ払った人達が
結構いてちょっと恐かったです。有名な通りのわりにはインド、中東系の人達が経営しているお土産屋しかなく
アラビア文字だらけのスーパーなんかも。駅前のレストラン街&ショッピングセンター以外は特に何もない通りでした。

相当疲れ、和食レストラン&Queenswayが期待はずれでがっかりの私達。明日からの観光に期待を託して・・・・



Londora Parte 2へ続く



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